グッモォ~ニン エヴリワン! 語学留学で英語漬けになり、いつもより英語がとっさに出てしまうyabeです。学校で日本人とぶつかった時にもとっさにSorryと言ってしまいました。
ちなみにフィリピン人に日本語のゴメンナサイという言葉を教えると、人によってはGuminnasaiと書いたりします。フィリピンの言葉(タガログ語やビサヤ語など)では母音の“o”と“u”、“e”と“i”の発音の区別が非常に曖昧なので、それらの母音を正しく使い分けるのは難しいみたいです。なので、フィリピン人がちょっとおかしな日本語を使っていたとしても、
違う!TAKUYAKIじゃない!TAKOYAKIだ!!
などと目くじらを立てるのではなく、
これはタコが入っていないからTAKUYAKIなのね。
というように、文化の違いを楽しむ心を持てれば、些細なことでストレスを溜めずに過ごしやすくなるかもしれません。
(参考: フィリピン旅行でストレスを溜めない7つの鍵-6つの”しない”と1つの”する” トリセブ)
まぁフィリピン人独特の日本語の発音やスペリングをいちいち気にしたところで、日本人だって“L”と“R”の発音の区別が苦手でスペルもよく間違えますから、偉そうなことは言えませんね^^;
そんな英語の発音にちょっとでも苦手意識のある方に朗報です。Four Word English Studioでは、日本人の発音のクセを熟知したフィリピン人講師がマンツーマンレッスンでこれでもかというほど徹底的に発音矯正をしてくれます!!
冒頭で「ちなみに…」と言い出して話が脱線したかと思わせつつ、最終的に本題に戻ってくる高尚なテクニックです(笑) ということで、今回はFour Word English Studioの留学体験記パート2です。
前回のパート1はこちら↓↓
自分で言うのもあれですが、この画像は絶対クリックしたくなる(笑)
パート1では、留学初日のオリエンテーションの途中までを紹介しました。
パート2では、オリエンテーションの続きから紹介します。
本当は留学中に毎日ブログを更新して一日ごとの様子をお伝えしたかったのですが、もたもたしているうちに卒業してしまったので(汗)、もうこの際、時系列にはあまりこだわらず自由に書いていきたいと思います。
留学中に行ったレストランや学校の周辺情報などはパート3として別記事でまとめる予定です。
学習ガイダンス
5/27 留学初日、Four WordゼネラルマネージャーのYUMIさんより直々に学習ガイダンスを受けました。本記事では内容の一部を紹介します。
通常は昼食のあとに学習ガイダンスをやっているようですが、この日は昼食のデリバリーに時間がかかったため、昼食の到着を待っている間にガイダンスの一部を先にやっていただくというように、臨機応変に対応していただきました。
まずはYUMIさんの自己紹介からです。
写真だと見づらいので書き起こすと、
名前:YUMI
役職:ゼネラルマネージャー
語学力: TOEIC 955点(リスニング 495点、リーディング 460点)
前職:英語講師として超初級者から企業役員まで1000人以上指導
得意な領域:TOEIC・英文法・発音矯正・科学的根拠に基づいた学習指導
という実力・経歴をお持ちのYUMIさんです。
TOEICのリスニング495点というのはつまり満点ですね。
あとから個人的に聞いてみたところ、「リスニングは何問か間違えても満点が取れるので、たぶん全問正解ではないと思います」とのことでしたが、それにしても満点ってかっこいいですね。もちろんリーディングの460点も素晴らしいですが。
Four WordではTOEIC対策という授業はありませんが、授業で扱う教材にはTOEICの内容に準拠したものも多く含まれています。また、TOEICのスコアアップのコツを知りたい人は、YUMIさんに相談すればアドバイスしてくださるとのことです。
セブに来られる前は日本で英語講師をされていたYUMIさんですが、26歳までは英語と無縁の生活を送られていたそうで、昔はボクシングをやられていたこともあるとか。文武両道ってかっこいいですね。
FW(Four Word)で身につける英語力(聴く力・読む力)の目安として、
「TOEIC Reading 300点・Listening 400点、総合で700点程度取れる」とありますが、受講者のレベルや目標に合わせて教材の難易度は柔軟に調整してくださるようなので、英語初級者の方でも、上級者の方でも、ここはあまり気にする必要は無いかと思います。
初日は授業は無く、レベルチェックテストとオリエンテーション・学習ガイダンスのみでしたが、帰宅後は疲れが一気に出てすぐ寝てしまいました。
登校~学校紹介
5/28 留学2日目。この日からいよいよ授業スタートです。
登校中に見つけた、ビンのふたで遊ぶ猫↓🐈
Four Wordのある7階までエレベーターで上がります。
360度カメラで撮影した教室はこちら↓↓ さて、私はどこにいるでしょう?答えはのちほど!
セブ島の”新鋭”語学学校「Four Word English Studio」の教室 – Spherical Image – RICOH THETA
とても解放感のある広々とした教室ですね。ここではマンツーマンレッスンが行われます。
私が愛用している360度カメラはこちら↓↓
RICOH 360度カメラ RICOH THETA SC (ベージュ) 全天球カメラFour Wordのフロアマップはこちら↓↓ 先ほどの360度写真はBの8番あたりから撮影したものです。
時間割はこちら↓↓
写真だと見づらいので書き起こすと、
1コマ目 8:00-8:25、8:30-8:55
2コマ目 9:05-9:30、9:35-10:00
3コマ目 10:10-10:35、10:40-11:05
4コマ目 11:15-11:40、11:45-12:10
昼休み
5コマ目 13:10-13:35、13:40-14:05
6コマ目 14:15-14:40、14:45-15:10
というように、1コマ55分(25分+5分休憩+25分)で1日6コマです。
15:10に授業が終わるので、その後は自習したり、英語の実践のためにお出かけしたりと自由に時間を使えますね。放課後は17:30頃まで学校に残って自習可能のようです。
マンツーマンクラス
私は6コマのうち、1コマ目、3コマ目、4コマ目がマンツーマンクラスでした。
SM
1コマ目のマンツーマンクラスはSM(スピーキングマスター)という内容でした。
この授業では、英語の5文型(SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC)を始めとした色々なパターンの英文を扱います。
上の写真のように、「ここが主語で、ここが動詞で、ここが目的語…」というように単語にアンダーラインを引いて構造を把握します(品詞分解) 。
その他、先生の発音・抑揚を真似して文を読んだり、自分で例文を作ったり、時制を変えたり(現在形→過去形)、否定文にしたり、といった練習を繰り返して、それぞれのパターンの使い方を身に着けていく、というものです。
自分で例文を作る場面では、明らかに正しいと自信を持てる無難な例文を書きたくなりがちですが、これはテストではなく授業です。
せっかくなので、「この単語・文法ってこういう場面でも使えるのかな?」と自分でも疑問に思うような例文を思い切って書いてみたほうが勉強になるかもしれません。
ただし例文を作る時は、自分が絶対に使う機会の無いような内容よりも、なるべく自分が実際に使えそうな内容にしたほうが実践的で効果的ですね。
スピーキングマスターという名前の授業ですが、初めはなんだか文法の授業みたいだな、と思う人もいるかもしれません。
ただしこれは、正しい英語のパターンが体に染み込んで(インプットされて)いないと、正しい英語で話す(アウトプットする)ことができないという思想に基づくものだと思われます。
もし内容が簡単すぎるな、と思ったら、スキップして次の項目に進ませてくれるので、積極的に相談してみましょう。私の場合は、先生のほうから気を遣って、「簡単すぎるならここ飛ばしましょうか?」と提案してくれました。
ところどころで応用として、習ったパターンの英語表現をなるべく多く用いて、絵の状況説明をしたり、質問に対する自分の考えを述べると言ったスピーキングらしい内容もあります。
CT-Speech
3コマ目と4コマ目は同じ先生で、Comprehensive Training – Speech (総合トレーニング – スピーチ)という内容でした。
リスニング・シャドーイング・スピーキングが組み合わされた、なかなかハードなトレーニングです。
先生のスマホにイヤホンを二つ繋いで、一緒に聞いて、発音のトレーニングをします。
これが、最初に音声を聞いた時と、2時間のハードなトレーニングを終えてから聞いた音声では、聞き取れ方が全く違う!
本当に、効果を実感できました。
グループクラス
私は2コマ目、5コマ目、6コマ目がグループクラスでした。
グループクラスの教室は3つあり、こんな感じの教室で、自習、多読、単語テストを行います。
多読用の本。絵本は登場人物が多かったり単語も多かったりで、知っているお話じゃないと意外とムズイんですよね。
でも楽しみながら読むとあっという間に時間が過ぎます。
講師トレーニング
フォーワードでは授業が終わった後も、講師をみっちり2時間トレーニングしています。
写真撮影という名目で、ちょっとだけ見学させていただきました。
誰が教えても同じクオリティになるように教育することを重視しているそうです。
前述のマネージャーのYumiさん直々に指導されています、さすが日本で長年指導されていただけあり、日本人の発音のクセなども教えておられました。
学習者の母国語の特徴を知らないと、どこで躓きやすいか、どのように教えたらいいかが分からないのですよね、だからこのような研修は非常に効果的だと思います。
フォーワードでは講師を面接する際、経験者だけでなく、自分流に染まっていない未経験の人も採用し、先生として一からみっちり育てるのだそうです。
そうする事で、フォーワードに求められる、”鍛える”力を持つ先生が生まれるんですね。
学校内の写真その他
体調不良の方が仮眠をとるための部屋もあります(シーツは敷いてくれる)。
薬もあり、お医者さんの診察を受けたい場合は、時折往診もあるそうで、安心ですね。
同じ階のベランダで喫煙可能、わざわざ1階まで降りなくていいのが喫煙者には助かるでしょう。
アクティビティ
金曜日の放課後のアクティビティです。
この日は、アメリカに留学経験があるというスタッフのトロイさんが、アメリカから友人を連れて来られました。
まずはYUMIさんから生徒たちに、普段の学習で何か困っていることや気になっていることは無いですか、と質問タイム。
その後、ゲストの方の自己紹介。全員が見つめる中、ホワイトボードに名前を書きます。
彼は生まれはドイツで、7歳の時に家族とアメリカに移住したそうです。
英語上達のアドバイスはありますか、という質問に対して、日本人はLとRの発音を練習したらいい。というアドバイス。日本人の発音のクセをよくご存じのようです。
和気あいあいとした雰囲気の中で、とても楽しいアクティビティでした!
卒業!
楽しくて厳しい一週間があっという間に過ぎ、卒業です。
先生たちから寄せ書きをもらって、思わず感動しました!(寄せ書きの写真は諸事情により削除しました)
時には真面目に、時にはひょうきんに英語のトレーニングをして下さった先生たち、本当に楽しい思い出が出来ました、どうもありがとうございました!
機会があればまたふらっと遊びに行きたい、そんな気持ちになるフォーワードでの貴重な一週間でしたね~。
さて、英会話スタジオ、Four Wordの留学記ですが、わたくしyabe以外にも、トリセブライター仲間のDAI氏とmasa氏が、時期をずらして体験入学し、レポートしております。
DAI氏は英語がTOEIC595という初心者の観点から、そしてmasa氏は”元語学学校マネージャーが斬る!” と題して、それぞれ違った観点からの記事を楽しんでいただけます。
そちらも是非、お楽しみ下さい!
英語初心者DAIの記事はこちら
マネージャー経験者masaの記事はこちら
この記事を読んでフォーワードに興味の沸いた方は、公式HPへLet’s Go!
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