東南アジアを旅行する方は、旅行中にブログ更新などをするために、大抵PCを持ってきますね。
また、フィリピンの英語留学生にとってパソコンは必需品です。
今回の記事では、大切なノートPCがアリに襲われるとどうなるか、という著者の実際の体験談を画像・動画入りで公開します。
なんだ、アリくらい、と思うなかれ!
甘く見ていると最悪、パソコンを破壊されてしまいますよ。
アリに住み着かれてしまったPCの内部、駆除方法、また東南アジアでパソコンを襲うアリの種類や、効果的な予防策などについて、2回に分けて連載します。
東南アジアへPCを持って旅行予定の皆様、どうぞ最後までお読みになってお役立て下さい。
私DAIの愛機公開

フィリピン歴6年の、著者DAIの愛機は、パソコン工房のIIYAMA STYLEという17インチのラップトップPCです。
このSTYLEというブランドは、自分の好みでCPUのスペック、液晶のサイズ、SDDかHDDか、メモリの大きさなどカスタマイズ出来る便利なモデル。
私と同じスペックのモデルはこちら↓

ノマドワーカーである私は作業がしやすいように、ノートとしては最大の17インチ大画面を選びましたが、基本的にバカでかいので、持ち運ばず自宅に置いたままにしています。
これに加えて、持ち運びに便利なDELLの11.6インチノートもサブとして使用しています。
旅行者ブロガーや英語留学生なら、コンパクトなこの一台で十分でしょう。

なぜオプションキーボードを使用?
メインのイイヤマ17インチPCの方に話を戻しますが、写真のようになぜキーボードの上にキーボードを載せているのか? と思われるでしょう。
実はこれ、フィリピンは埃が酷く、純正のキーボードがすぐに壊れてしまったからなのです。
家の中だけで使っていたにも関わらず、購入後1年弱で幾つかのキーが利かなくなり、一時帰国のタイミングで持ち帰ってメーカー修理、キーボードを交換しました。
しかしすぐにまた幾つかのキーが使えなくなったのです。
また交換しても再発するのは目に見えていたので、修理には出さず、メンテナンスが出来るデスクトップ用のようなキーボードを購入しました。
フィリピンでは英語配列のキーボードしか売っていませんから、英語留学などで長期滞在される方は、予備のオプションキーボードも日本から持参した方が良いかも知れません。
私の使っているのはマイクロソフトの人間工学にもとづいた、特殊な配列のキーボード。
お手頃価格ですが、これのおかげで純正のキーボードよりタイピングの速度は上がり、疲れは少なくなりました。

ある日の出来事

話が少し横道に逸れましたが、続いて私のメインPC(イイヤマ17インチ)がアリ達の襲撃を受けるに至ったいきさつを書きます。
いつも私は自室で作業しているのですが、自室のエアコンから出る騒音が日増しに酷くなり、ある日、完全に止まってしまいました。
困ったもので、修理を呼んでもすぐ来てくれませんし、やっと来てくれたと思ったら、部品の在庫が無く、本社に問合わせをするので修理の可否が分かるまで1~2週間もかかると言います。
天下のシャープ製エアコンなのですが、たった一年で壊れました。
そしてフィリピンは、日系のメーカー対応でもこのような状態です、本当にストレスが溜まりますね。
ダイニングへパソコンを移転
フィリピンの真夏の5月にエアコンが止まり、ブロックづくりのアパートの自室は36℃超の耐え難い暑さに見舞われました。
これはたまらん、とダイニングのテーブルへパソコンを移転して作業をすることに。

ダイニングと言っても日本で言う2DKの間取りのアパート、とても狭く、写真のように食べ物のすぐ近くにあるスペースでの作業です。
日本に居る方はなかなか想像つかないと思いますが、こちらの建物は入口に段差がなく、ドア下に隙間があり、アリ、虫、クモやトカゲなと、あらゆる生き物が簡単に上がってきます。
一件屋、アパート、コンドミニアム、ホテル、店舗など建物の種類を問わず、すべてそのような状態なのですよ。
そうした不法侵入者たちとの闘いはなかなか面倒で、そのうち疲れ、闘わず共存するようになってしまいがちですね。
(著者撮影、クリックで拡大可)
リビングの食卓テーブルに陣取った私は、足元や机に時折アリがウロチョロしていたのですが、いつもの事なので気にも留めず作業していました。
すると…
とうとうとんでもない事に
このブログを書いていると、手や足が度々かゆくなってきました。
見ると、アリが手や足を這っています。
その度にアリを潰し、なぜこんなにアリが身体に登って来るのだろう?と不思議に思いました。
もしかしてと思い、ラップトップのキーボードの上に置いている、マイクロソフトのキーボードを外すと…

なんと、そこには大量のアリが、キーボードのボタンの隙間から出入りしていたのです!
道理で、潰しても潰しても、幾らでもアリが身体に登って来るわけです。
パソコンが壊されてしまう!

これは大変!
実は私、以前にもWifiルーターをアリに巣食われた経験があり、その時はルーターを軽く叩き続けてアリを追い出しました。

電化製品など、あまり精密でないものであれば、軽い衝撃を与え続けると、アリは驚いて退散します。
食べ物にアリがたかってしまったときにも使える、フィリピン人ならみな知っている方法です。
ところが、パソコンは衝撃を与えたくありませんよね。
大事なデータが飛んでしまいかねません。
もしあなたのパソコンがアリに巣食われたら、そこら辺のフィリピン人に助けを求めないように気を付けて下さい。
その辺のフィリピン人は電化製品を何でもかんでも壊れるまで叩きますので。
かといってこのまま放置すると大量のアリが住み着いて、回路がショートしたり回線をかじられたりして、パソコンがアリに破壊されるのは目に見えています。
さて、どうしたものか…
次のページ:恐ろしい事になっていたPC内部
コメント
[…] 【閲覧注意】恐怖! PCを襲うアリ 前編 東南アジアへPCを持ってく人必読!ノートPCがアリに襲われた著者の実際の体験談を画像・動画入りで公開。なんだアリくらい、と思うなかれ! 甘く見 […]