セブ島に滞在中の皆さん、美味しいコーヒーが無性に飲みたくなる事、ありませんか?
この記事に辿り着かれたあなたはきっとそうでしょう。
そこで今回は、私トリセブライターのDAIの知る限り、セブで一番美味しい! コーヒーが飲めて、しかもオシャレなカフェ飯も食べられる、素敵なカフェをご紹介します。
フィリピンのコーヒー事情
まず、フィリピンのコーヒー事情について少しお話ししますね。
私がフィリピンにはじめて来た、2013年当時、フィリピンにカフェはあまり多くありませんでした。
地元のフィリピン人にとって、コーヒーというのはインスタントの粉コーヒーで、砂糖・クリープが入ったスリー・イン・ワンと言われるものが主流。
ドリップやエスプレッソのコーヒーを飲むようなフィリピン人はごく少数派でした。
よくガイサノなどのスーパーへ行って、ドリップ用のフィルターや、挽いたコーヒーを買おうとしても、店員がそのようなものの存在を知らず、四苦八苦したものです。
英語ではBrewed coffee(ブリュードコーヒー)と言うのですが、「それ何?」て感じで伝わらない事もしばしばでした。
ところがここ数年で、その状況が劇的に変わってきています。
セブ島には最初、スターバックスとBo’s Coffeeの2大チェーンくらいしかなかったのですが、数年前からあれよあれよとチェーン店・個人経営のカフェが進出。
中流以上のフィリピン人はカフェでコーヒーを飲みながらまったりする事を覚え、Wi-Fiのあるカフェはいつも満席です。
ま、今でも、ノンシュガーでコーヒーを飲めるフィリピン人は少ないのですが…
タイトロープの場所
そんなこんなで最近増殖してきたセブ島のオシャレカフェの中でも、飛びぬけてレベルの高い、本格派の店をご紹介します。
その名も、タイトロープ コーヒー(Tightrope Coffee)。
英会話学校などが多くある、セブシティの東端、マンダウエとの境目のマボロ地区にあります。
タイトロープはCheeva Spaという大きなマッサージ店のあるビルディングの一階の右端に入居しています。
タイトロープの店内の雰囲気
タイトロープは小さなお店で、15人も入れば満席になります。
お店のクオリティを保つのには、このくらいの規模がほどよいのでしょう。
店内はコンクリート打ちっ放しのようなシンプルな内装で、とても清潔感があります。
フィリピンにありがちな大音量の音楽が掛かっている事もなく、お客さんが少ない時は静かな時間を過ごせそうです。
タイトロープの水へのこだわり
そしてタイトロープの水がまた、とても美味しいのです。
キッチンの後ろ側の壁にはとても大きな浄水器が据えられており、水にこだわっている事がうかがい知れます。
お水はもちろん汲んでもらえますが、店員さんが忙しそうな時でもセルフで好きなだけ汲めるのもありがたいですね。
タイトロープのコーヒー
さていよいよタイトロープのコーヒーを飲んでみましょう。
この日はアイスカプチーノ(140ペソ、約320円)を頼んでみました。
氷がすぐに溶けてコーヒーが薄くなりにくいよう、タイトロープはこのような丸い大きな氷の塊を使っています。
出てきました。
きれいな泡立ちです。
飲んでみると、とても香ばしく、しかもすっきりと飲みやすい味!
私はコーヒー通ではないので上手に説明出来ませんが、こんなに美味しいコーヒーを飲んだのは産まれて初めてです!
もちろん、マクドやスタバのコーヒーなんて、比較になりません。
それはもう、感動もので、私の知る限り、セブのカフェでタイトロープのコーヒーが一番美味しいのではないかと思いますね。
タイトロープのコーヒーがうまいのは
それもそのはず、ここのお店はセブ島のバリスタ選手権の会場として使われているのです。
また、時折開かれるコーヒーの講習会では、セブ中のカフェのオーナーがコーヒーの淹れ方を習いにやってくるそうです。
なるほど、タイトロープが一流のカフェである証ですね。
そしてタイトロープはコーヒーだけではなく、ご飯もうまい!
オシャレないわゆる「カフェ飯」が味わえます。
次のページではタイトロープのフードメニューをご紹介。
コメント