観光

フィリピン・セブ島観光6つのウソと本当ーセブ基本情報まとめ

セブ島の治安は?

フィリピン・セブ島へはじめて旅行に来る人にとって、一番気になるのは治安かも知れません。

時折、日本人が犯罪の被害に遭った、あるいは日本人が犯罪を犯して現地当局に捕まった、などというニュースを聞きますと、「フィリピンってやばい!」と思いますね。

実際のところはどうなのでしょうか?

ウソ①:セブはとても危険!

フィリピンへ行くというと、家族や友人から、

 

フィリピンに旅行なんて危ないよ、殺されちゃうかもしれないよ!

と本気で心配される事があります。

ウソ②:セブは観光地だから安全

一方で、私がそうだったように、

フィリピンって言っても、セブは世界有数の観光地でしょ、だから日本と同じくらい安全だよ。

と思いっきり油断している人もいます。

ですが、

どちらも間違いです

本当:セブは比較的安全だが油断は禁物!

セブ島は首都マニラと比べると、比較的安全なエリアだと言えます。

特に2016年に大統領が変わってからは、麻薬犯罪に関してはかなり厳しく取り締まられ、街中から犯罪者が激減しました。

時折日本人が殺されたというニュースを聞きますが、それは旅行者ではなく、現地に長年住んでビジネスをしているような人で、トラブルに巻き込まれて、殺されてしまったというケース。

あるいは、普通の人ではなく、最初から犯罪組織との関わりがあるような場合です。

昔の日本もそうでしたが、フィリピンは理由なき殺人は起きません。
大体ビジネス関係、政治関係また男女関係のもつれで、命を狙われてしまいます。

確かに怖いですが、日本やアメリカ等の先進国でも強盗や殺人はありますし、また無差別殺人などの猟奇的な事件も起きていますね。

フィリピンの人からすれば、先進国で起きているそういう不可解な事件の方がよっぽど怖いわけです。

旅行者として普通に過ごす上で「殺される」というような心配は不要です、安心してセブへお越し下さい。

旅行者が気を付けるべきは?

とはいえ、安全なセブといえども外国にいるという事を忘れてしまってはいけません。

旅行者が特に気を付けるべきは、スリ、ひったくり、置き引きの3点。

私もセブへ来てまもない頃、油断しすぎてジプニー乗車中にカバンの中身をすっかりスられる、という経験をしました。

ポイントは、盗られないための対策はもちろん、盗られた時のための対策もすること。

盗られないための対策

サイフは日本で使っている大きな札入れを使ってはいけません、いかにも大金が入っていると思われてしまいます。
小さな小銭入れを持ち歩きましょう。

ショッピングモール内は問題ありませんが、街中や市場を歩く時は、高価なアクセサリーや時計は外すのが無難。

リュックは後ろではなく前にさげ(赤ちゃんを抱くように)、いつもチャックを閉じておきましょう。

日本だとつい、レストランで席を確保するためにカバンをイスのところに置いたまま離れたり、テーブルの上に携帯を置きっぱなしにしがちですが、これは海外では絶対にいけません。

少し目を離したすきになくなったり、また、置いたまま忘れたものが返ってくる可能性は、ほぼ0です。

盗られた時のための対策

盗られない対策は皆するのですが、この、取られた時のための対策を忘れがち、でもこちらの方がもっと大切です!

* 現金は数箇所に分けて保管する
お金を財布の中に全額入れてはいけません。
パスポートケースの中等に非常用のお金を入れておき、そして別々のかばんに保管します。

*クレジットカードを最低2枚持参
出来れば3枚以上持参し、それぞれ別々のかばんに保管します。
このようにして、ひとつのかばんを盗られても、もうひとつのかばんにあるお金やカードで何とかなるようにしておきます。

* 海外旅行保険には必ず加入
いざという時に備えて、海外旅行保険に入っておけば、何か物を盗られても、被害届を出せば保険でカバーされます。
ただし、通常、現金は補償の対象外となりますのでご注意。

万一ひったくりに遭った場合は、抵抗すると危険です、持って行かれるにまかせましょう。
多額のお金を持ち歩かず、物は失っても保険で返ってくる、という心構えがあればそうできます。

セブ島の天気は?

(著者撮影)

ウソ:セブ島はいつも雨?

セブ島へ旅行に来るにあたって、気になるのは天気ですね。
で、天気予報をチェックしてみると…

予報みてると雨ばっか! 大丈夫なの?

はい、大丈夫ですよ。

本当:天気予報は気にしない

私達は日本の感覚でつい、旅行に行くと天気予報をチェックします。
ところが、セブ島の天気は、連日雨マーク、雷雨のときも!

これはどうなっているのかというと、一日のうちに一度くらい雷雨が来ますよ、という意味です。
南国のセブの雨はスコールのようにザーッと降り、1時間もしたらスッキリと晴れてきます。

ですから連日雨マークの予報が出ていても、気にしないで下さい。

それよりも気を付けるべきは、台風情報です。

セブ島はフィリピンの他の地域に比べると台風がそれて行きやすいのですが、それでも年に数回は台風が来て、天気が荒れます。

さすがにそんな時は2~3日雨が降り続く事もありますので、台風の動向には注意しましょう。

セブ島旅行のベストシーズンは?

基本的にはセブ島はいつ来ても、南国らしさを味わえます。

そんなセブ島旅行のベストシーズンを挙げるとすると、いつでしょうか?

セブ島の1年は、3つの季節に分けられます。

  • 3月~5月の超暑い時期
  • 6月~11月の雨季
  • 12月~2月の涼しい時期

よく旅行ガイドブックなどでは、3月~5月がベストと言われていますね。
確かにその時期は、雨が少なく台風もなく、南国らしい晴天が続きます。

しかし、フィリピンのサマーと言われている3月~5月の暑さは格別で、日中の気温は天気予報の気温で30度以上、屋外の実際の気温は40℃超! にもなります。

セブの夏に屋外に温度計を置くと40℃を超える

さすがにこの厳しい暑さは、快適とは言えませんよね。

それで私は個人的に、涼しい時期、年末年始の旅行ラッシュを過ぎた1月・2月をベストシーズンとしてオススメします。

この時期は少し雨が降りますが、涼しく快適で、年末年始やGWと比較すると旅行客は少なく(2月頭の旧暦正月を除く)、寒い日本を脱出するのに最適でしょう。

え、僕は会社勤めだから、その時期旅行出来ないんだけど…

大丈夫です、上記はあくまでオススメの時期で、セブ島はいつ来ても楽しめますよ。

関連記事:

セブについて正しく知ろう

はじめてフィリピン・セブ島へ来られる方のために、セブの位置、街の様子、飛行機、物価、治安、天気について、基本的な情報を網羅しました。

この記事の情報をもとに、セブについてのイメージを膨らませていただければ、実際に来られた時のギャップが少なく、充実した旅行を楽しんでいただけるでしょう。

「トリセブ」では今後も、この記事の各項目について、さらに詳しく取り上げた記事を増やしていきます。

なおこの記事は、「セブってどんなところかなぁ?」と思っている方を対象にまとめましたので、セブに来たことのある方にとっては、当たり前の内容だったかも知れません。

ですが、この記事を皮切りに、セブ島リピーターの方にも参考にしていただけるディープな情報も、どんどん更新して行きますので、どうぞご期待下さい。

1977年(昭和52年)生まれの関西人。
フィリピン・セブの地を初めて踏んだのは2013年。
その後すぐ現地へ移住、一時日比を行ったり来たりの生活を経て、2017年3月にフィリピン人嫁と結婚し再びセブに定住。
セブ歴通算6年。
趣味は車・バイク・レース観戦
好きな食べ物はラーメン
※(yabe追記)2020年~日本在住。

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