観光

セブシティ在住者が選んだ観光10選! 定番からちょっと意外な穴場まで

Topsから眺めたセブシティ(著者撮影)

日本から直行便でわずか4時間半の人気のリゾート地、フィリピン・セブ島。

その近さゆえ、3泊4日くらいの短期滞在で来られる方が多く、その場合セブ市街地観光1日+遠方アクティビティ2日、という予定が一般的です。

セブの魅力は自然界の中でのアクティビティにあります。

セブシティは典型的な東南アジアの雑多な都市であまり見どころはなく、市街地観光は1日も充てれば十分でしょう。

この記事では、そんな1日の市街地観光に最適な、セブシティ・マクタン島とその周辺の観光スポット10選をご紹介します。

はじめて来られる方におススメの定番の観光地だけでなく、そうした所には既に行ってしまったセブ島リピーターの方・英語留学生の方が行くと面白い、ちょっと意外な穴場の情報も含めました。

そしてそれぞれの場所がはじめての方/リピーター・留学生どちら向きの場所か分かるように記載しています。

旅行者の方はタクシーやツアー会社の車で移動されると思いますが、英語留学生やバックパッカーの方向けに、タクシー以外の交通機関(MyBusやジプニー)でのアクセス方法も記載しました。

サンペドロ要塞(Fort San Pedro)

(著者撮影)
入園料 おとな30ペソ
60歳以上24ペソ
子供・学生20ペソ
営業時間毎日8時~18時
ジプニー02B・12G・12I・09F・10M
MyBusパークモール・SMシティ・SMシーサイドから乗り
Compania Maritima(レストランKKD前)で下車

はじめての方向きの場所です。

セブ市内で定番中の定番、サンペドロ要塞(Fort San Pedro、サンペドロ城塞とも呼ばれる)は、セブ市役所や港に近い、セブの下町にあります。

英語ですが無料ガイドもありますので、受付で聞いてみて下さい。
受付でガイドがいないと言われても、受付を過ぎてすぐのところにいる場合もあります。

フィリピンを植民地支配していたスペインが16世紀に建設した、フィリピン最古かつ最小の要塞で、歴史が好きな方にとっては、一見の価値があるでしょう。

私の知人の歴史マニアの日本人は、1時間半あまりを費やして大変興味深げに隅々見まわしていました。

ですが、日本のお城と比べますと(比べちゃダメでしょうが)、たいしたつくりでなく、物足りなく感じるでしょう。

歴史にさほど興味がなければ、入場せず表で記念撮影を撮るだけで十分かも知れません。

要塞の前の広場は、公園が少ないセブシティにおいて地元フィリピン人や観光客の貴重な憩いの場となっており、のんびり散策出来ます。

市内観光の注意点

セブシティ周辺を歩くと、観光地とは思えない猛烈な排気ガスや埃にさらされます。
喉を傷めないために、マスクをしましょう。
マスクは地元の薬局(Pharmacy)で買えますが、”マスク”と言っても通じない事があり、”Ear Loop(イヤーループ)”と言うと通じます。
1枚3~5ペソくらいでバラ売りしており、まとめ買いしても安くなりません。

カルボンマーケット

(著者撮影)
営業時間毎日早朝~夕方まで
(市場自体は24時間開いているが多くのお店は夕方で閉まる)
ジプニー03A/03L/04B/04H/04I/06C/07B/13B/17B/17C/17D/62B
(車体にCarbonと書いてあるジープどれでも)
MyBusパークモール・SMシティ・SMシーサイドから乗り
Compania Maritima(レストランKKD前)で下車、徒歩5分

はじめての方向きの場所です。

上記のサンペドロ要塞から歩いてすぐの、ここカルボンマーケットはセブ島で最大の市場、ガイドブックに必ず載っている市内の観光名所。

地元の人達の熱気が感じられるこの市場は早朝から沢山の人と商品で賑わいます。

肉・魚・野菜・果物と何でも揃いますが、日本の市場に並んでいる商品と比べると、随分と品質が違う事に気付くでしょう。

旅行中に買うようなものはあまり売っていませんが、何も買わずそのあたりを観察しながら歩くだけでも、興味深いもの。

また新鮮なパッションフルーツの食べ歩きは最高です!

(著者撮影、クリックで拡大可)

マンゴー・パパイヤ・ドリアン・ジャックフルーツ・ランブータン・マンゴスチン・ランゾネス・ココナッツジュースなど、日本にはなかなか出回らない珍しいものに出会えますよ。

“Try?”と聞かれたらどんどん試食してみましょう。

果物は少量でも買えますので、味見して美味しければ、滞在中のおやつに少し買うのも良いですね。

(ただしほとんどの生の果物の日本への持ち帰りは検疫で規制されており、出来ません)

カルボンマーケットを回る時の注意

カルボンマーケットや近くのコロン通り周辺は、スリやひったくり、また物乞いの多いエリアです。
用心のため貴重品は持ち歩かず、金属のアクセサリーや腕時計は外し、財布は小銭入れだけを持って行きましょう。
リュックは後ろではなく、(赤ちゃんを抱くような感じで)前に下げます。
明るいうちに行き、夜間には行かないで下さい。
また肉や魚の市場は強烈にクサいです、臭いが苦手な人はマスクをし、肉や魚のところには近づかないのが無難です。

トップス

(著者撮影)
入園料一律100ペソ
営業時間24時間
タクシーセブ市内からTops往復、待機時間込みで1,000~2,000ペソ
ハバルハバルJYスクエア-トップス往復100~300ペソ
GO TO TOPSJYスクエアートップス往復300ペソ(入園料込み)

はじめての方向きの場所です。

セブシティの北西に連なる山の頂上にあるトップス展望台は、セブシティを一望出来る眺望スポット。

昼はマクタン島の向こうのオランゴ島、また天気が良ければボホール島まで一望でき、夜はセブの街の明かりが瞬くきれいな夜景が楽しめます。

展望台にはお菓子や軽食が購入出来るお店や、ちょっとしたバーがあります。

24時間営業の展望台は南東向きのため、サンセットは見えませんが、早朝はマクタン島の向こうに登る素晴らしい日の出が観られます。

また、展望台の手前にあるレストラン、Top of Cebuからも素晴らしい景色が見られるため、ランチ又はディナータイムに来る場合は展望台に入場せずレストランだけで十分でしょう。

展望台の手前にあるレストランの看板(著者撮影)

トップスへのアクセス方法

トップスへのアクセスは、レンタルバイクやレンタカーがあれば簡単なのですが、そうでない場合少し費用が掛かります。

タクシーの場合はメーターではなく往復・待機料金含めた交渉となり、セブ市内からトップスまで往復1,000~2,000ペソ程度。

安く行きたいなら、ハバルハバル(バイクタクシー)を使う方法があります。

ふもとのJYスクエア周辺を歩いていると、”TOPS?”と声を掛けてくる客引きのハバルハバルと交渉して下さい。値段は、ひとり往復100~300ペソ。

タクシーと違い、山頂にも待機しているバイクはいるので、行き帰り別のハバルハバルに乗っても良いですし、最初から同じ人に往復お願いしておく事も出来ます。

さらに最近、GO TO TOPSというサービスが出来ました。

これは乗合バンで、ふもとのJYスクエアからトップスまで往復・入場料込み一人当たり300ペソで行ってくれるという大変ありがたいもの。

詳しくはGO TO TOPSのFacebookページをご覧ください。

セブのあちこちで活躍しているハバルハバル(バイクタクシー)は便利ですが、事故も多く、あまりオススメ出来ません。
安全面を考えると、タクシーを使う方が良いでしょう。

おススメの絶景デートプラン

雨上がりにダブルレインボーが観られたレストランTop of Cebu(著者撮影)

私のおススメは、夕方明るいうちに到着し、Top of Cebuで夕暮れを見ながら食事をするデートコース。

注文を決めたら、ふたりでまだ明るいセブシティを望み「あそこに行ったね」「今度はあそこに行こうか?」なんてゆっくり話しながら料理を待てます。

そして料理が到着し、夕暮れから夜に向けて変化する幻想的な景色に包まれての食事、日が暮れた頃にはじまる、バンドのロマンティックな生演奏で絶好の雰囲気に。

(画像は著者撮影、クリックで拡大可)

ただしここで気を付けたいのは、バンド演奏の近くの席についてしまうと、音楽がうるさすぎて会話が全然出来ません(笑)。

フィリピンあるあるですが、最初にそのあたりも考えて席を選びましょう。

おススメのデザートはこれ、目の前でカラメルを炙ってくれるブリュレ(100ペソ)。
ふたりの甘いひと時を、甘いデザートとともに楽しんで下さい!

山の上にあるトップスはとても涼しく、街より約10℃気温が下がります。
夜は特に、半パン・Tシャツで行くと寒くて楽しめません、上に羽織るカーディガンやウィンドブレーカーなどを持参しましょう。

・次のページは:アウトドアで思い切り身体を動かせるアクティビティ

1977年(昭和52年)生まれの関西人。
フィリピン・セブの地を初めて踏んだのは2013年。
その後すぐ現地へ移住、一時日比を行ったり来たりの生活を経て、2017年3月にフィリピン人嫁と結婚し再びセブに定住。
セブ歴通算6年。
趣味は車・バイク・レース観戦
好きな食べ物はラーメン
※(yabe追記)2020年~日本在住。

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