いまや海外旅行者にとって、移動中に日本と同じようにモバイルデータを使える事は、当たり前になりつつあります。
それを実現するための手軽な方法としては、レンタルWi-Fiがありますね。
しかし旅行期間が長くなるとレンタルWi-Fiは費用が割高になり、かつ貸出・返却の手間も掛かります。
費用を安く抑えたい方は、現地SIMを使用すると良いでしょう。
フィリピン旅行の場合、現地SIM使用が最も安くつくのですが、購入やロードが少し面倒に感じる方もおられるでしょう。
そこで今回の記事では、レンタルWi-Fi・現地SIM使用に加えて、もう一つ新たな選択肢をご紹介します。
面倒な現地SIMの購入・ロードなしに世界のどこでも使え、かつランニングコストはレンタルWi-Fiより安くなるという、Jetfonという名の夢のようなスマホがあるのです。
Jetfon(ジェットフォン)とは?
Jetfonは株式会社MAYA SYSTEM(旧FREETEL)が販売する、androidスマホ。
一見、普通のスマホに見えますが、中身は大きく違います。
海外旅行をされるみなさん、次のようなスマホがあれば良いと思われませんか?
- 国内では3大キャリア(ドコモ/AU/SBM)はもちろん、他の格安SIMどれでも使える
- SIMカードが二つ入るので、通話はドコモ、通信は格安SIM、という節約術を使える
- なんとSIMカードを入れなくても通信できる
- そして海外ではレンタルWifiより安く通信できる
- さらに海外の現地SIMも使える
なんと、このJetfonは、それら全てを叶えてくれるマルチなスマホなのです!
これを実現しているのは、クラウドSIMテクノロジーという最新技術のおかげなのですが、ここでその技術に関する詳しい話は省きます。
要するに、SIMを入れても入れなくても、データ通信できるということ。
このあたりの詳しい解説は、私の個人ブログで書いてますので、もし良かったらご一読下さい。
さてJetfonがいくら夢のようなスマホだと言っても、実際に使ってみなければ、本当に便利かどうか分かりませんよね。
それで今回、トリセブライターのDAIがJetfonを購入し、実際に日本とフィリピンで使用してみました。
この記事は、まず初期設定を多数の写真入りで念入りに解説、そして日本で試してみた感想をまとめます。
Jetfonが届いた
著者はフィリピンで
jetfonにはスタンダードモデル(税抜22,800円)と、廉価版のP6(税抜16,800円)があります。
私はスタンダードモデルと純正ソフトケース(税抜1,980円)と一緒に購入し、合計26,549円(税込)となりました。
jetfonの外観
Jetfonの外観を一通りご紹介します。
私の購入したシャンパンゴールド以外にも、ブラックとホワイト(P6のみ)のカラーが用意されています。
表面、液晶サイズは5.5インチ 背面 側面 純正ソフトケース 純正ソフトケースを装着した状態 純正ソフトケースを装着した状態、背面 付属品等一式
(画像はクリックで拡大可)
シックでシンプルなデザイン、私がメインで使用しているiPhone7とほぼ同サイズ、手で持った感じの重さも同じ位に感じますね。
片手使用サイズのスマホに慣れている人にとっては大きく感じるかも知れませんが、私はiPhone7で慣れているため、使用感に問題ありませんでした。
次のページでは、jetfonの初期設定について写真入りで丁寧に解説します。
※設定方法を読み飛ばしたい方は、いきなり4ページ目の使用リポートへ進んで下さい。
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