セブ島と言って思い浮かべることはなんでしょうか。
多くの人にとって、セブ島は日本からのアクセスも良く、時差も少なくて、ビーチがあり、マリンスポーツができる南国リゾートという印象でしょう。
そんなセブ島で人気の観光スポットがオスロブのジンベエザメツアーです。
セブ島観光では必ずと言っていいほど、「オススメの観光スポット」や「オススメのアクティビティ」に紹介されており、まさにセブ島観光最大のアトラクションと言って良いでしょう。
我らがトリセブでもセブ島観光の旅費の目安を紹介する記事で、オスロブの半日観光にかかるであろう費用の概算を紹介しています。
今回は、そんなオスロブでのジンベエザメツアーがどのようなものか、現地までのアクセス、実際にジンベエザメと泳げるのかと言った疑問にお答えします。
オスロブとは?
オスロブはセブ島の南東に位置する漁業と観光をメインとした人口2万8千人ほどの小さな田舎町です。
しかし、海の他に800メートル級の山や森林が生い茂り、高地栽培の農業などにも適している町として知られています。
その他にもスペイン植民地時代の遺構を多く残す街として知られ、1788年に建てられた見張り塔をはじめ、カトリックの教会やスペイン兵の兵舎跡など、歴史を感じさせる観光スポットが多く残っています。
しかし、オスロブの最大の魅力は、今回紹介する「ジンベエザメ・ツアー」で間違いありません。
フィリピン国内からはもちろん、日本をはじめ世界中の観光客が野生のジンベエザメと一緒に泳ぐために、連日この地を訪れています。
オスロブへのアクセス
セブ市内からオスロブへのアクセスは、自動車を利用すると道路が空いていれば片道3時間から4時間程度の行程となります。しかし、途中で交通量の多いエリアや自動車の行き来が激しい時間帯にぶつかると、4時間以上要することもあります。
ジンベエザメは基本的に午前中に観察できるので、セブを出発するのは早朝4〜6時の間になるのが一般的です。そのため、前日は浮かれてサンミゲル(フィリピンのビールブランド)を飲みすぎて遅くまで夜更かしすることがないように気をつけましょう。
自力で行くならセブ南バスターミナルから
自分たちだけでオスロブへ向かうなら、移動手段は長距離バスになります。
セブ島の南部へ出かける際は、「セブ南バスターミナル(South Bus Terminal)」を利用します。
ターミナルに着いたら、オスロブ行きのバスを探します。大抵は08番、もしくは09番の乗り場から出発することが多いようです。その際は、バスに「OSLOB(オスロブ)」の表示があることを確認しましょう。
「OSLOB」行き、もしくは「BATO via OSLOB」と行き先が書かれたバスに乗ります。料金は乗車後に車内でバスの乗務員に直接支払うので、バスが停まっていたらとりあえず乗り込んで席を確保しましょう。
また、以前「カワサン滝」の記事でも紹介しましたが、バスは「エアコンあり」と「エアコンなし」の2種類がありますが、まず「エアコンあり」をオススメします。
わずか数十ペソの料金差ですが、エアコンなしのバスには安さを求めて地元のフィリピン人が満員電車のように寿司詰め状態で乗車してきます。さらに窓も開け放たれているので、埃が入ってきて辛い思いをします。
それに対し、エアコンありのバスだと、涼しい環境(寒すぎる場合もあるので注意)の中、Wi-Fiが用意されているバスもあり、長時間の移動でも快適です。
オススメはツアーを利用
筆者はオスロブへはツアーを申し込むのをオススメします。
ツアーを利用するメリットは、早朝でもドライバーが宿泊先まで迎えにきてくれることです。
トヨタ・ハイエースなどで移動することになりますが、ツアーの場合では移動のクルマの座席の確保などを心配する必要はありません。その上、途中でコンビニやファストフードに立ち寄るなど、ドライバーにお願いすることでフレキシブルに動くことが可能です。
セブ島に初めて来る方や英語に自信のない方は、日本人経営で日本語ガイドがツアーを利用するのが良いでしょう。セブには数多くの日本人経営のツアー会社があり、レストランなどにおいてある日本語のフリーペーパーやセブ島情報を紹介するウェブサイトで広告や関連記事を見つけることができます。
費用を抑えたい、もしくは英語に自信があるという方は地元のフィリピン人が実施するツアー会社を探してみると良いでしょう。
オスロブで確実にジンベエザメに会える理由
そんなオスロブの町では、世界中でも唯一ここでのみほぼ100%野生のジンベエザメと泳ぐことが出来ることをウリにしています。
そもそもジンベエザメとは?
トリセブ解説
現在地球上に生息する魚類の中で最大の種。セブをはじめとする熱帯・亜熱帯・温帯の海で広く見られる。体長は10メートルに達することもあり、過去には20メートル級のジンベエザメが報告されたこともある。その巨体に似合わず、主食はプランクトンなどで、人間が一緒に泳いでいても襲われる心配はない。
オスロブでは、世界で唯一、地元の漁師が野生のジンベエザメの餌付けに成功しました。
そのため、毎日餌を求めて決まった時間にオスロブ付近にやって来るため、観光客が必ずジンベエザメを見ることが出来るのです。
それではいよいよ次のページからジンベエザメとの遊泳を紹介します。
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