【セブ島の天気】旅行のベストシーズンはいつ？台風の時はどうする？

日本からわずか4時間半のフライトで来れる人気の南国、フィリピン。

とくにフィリピンの中でも、リゾートで有名なセブ島は、日本人観光客の数が増加の一途をたどっています。

ところで、セブ島を旅行するにあたってベストなシーズンはいつでしょうか。

また、フィリピンといえば心配なのが、台風の襲来。
運悪く台風に遭遇した場合でも、旅行を楽しむ方法はあるのでしょうか。

セブ島在住・日比往復数十回の著者が、セブ島旅行のベストシーズンと、台風の際の対策について、詳細にまとめました。

もしかしたらあなたも、セブ島へ行ってみたい！と思ってこのページに来られたかも知れません。

セブ島旅行の計画を立てる上で必須の情報です、是非最後までお読みになり、お役立て下さい！

セブ島の年間の天気

熱帯に属するセブ島は年間通して温暖な気候で、寒い時期というのは全くありません。
年間の平均最高気温は31℃程度、と一年中暑いです。

年間通して大きく変わらないとはいえ、セブ島の季節は次の3つに分けられます。

気温は、3～5月が最も暑く、屋外の実測の最高気温は40℃を超えます！

日本が真夏を迎える7・8月は、セブ島は雨期に入っており、この時期に日本から来ると若干涼しく感じるでしょう。

そして一番涼しい12～2月は最高気温が30度を下回り、快適に過ごせる時期。

というように、セブ島の1年は、日本の東京・大阪でいうと6月～9月の気候を繰り返しているような状態ですね。

フィリピン全体でも季節のうつろいは同じような流れになります、しかし地方によって若干の違いはあります。

たとえば首都マニラを擁するルソン島は、雨季の雨の量がセブ島と比較にならない程多く、台風の来襲も激しい地域。

8月のマニラの降水量は450～500mmと、東京やセブ島の雨季の降水量150mmと比較し3倍以上！
ですので、雨季にルソン島旅行を計画すると、雨ばかりで楽しめない可能性があります。

もう一つ人気の旅行先、フィリピン第三の都市ダバオのあるミンダナオ島はどうでしょうか？

ミンダナオはセブより赤道に近いため、平均して気温が2～3℃高く、さらに暑くなります。

しかし台風はほとんどなく、来ても発生源に近いためまだ発達しておらず、被害を出す事はほぼありません。

雨季と乾季に関しては、セブ島と同じような流れです。

ちなみにフィリピンで唯一涼しいのはルソン島のバギオという都市。
ここは標高1500ｍと高い為、寒い時期には9℃くらいまで気温が下がるのです。

バギオは美しい自然あふれる田園都市で、世界遺産の棚田のあるバナウェへのアクセス地ともなっており、機会があれば是非訪れてみたいところですね。

さて、話をセブ島に戻しましょう。
1年を通して大きく変わらない気候のセブですが、ベストシーズンと言えるのはいつでしょうか？

よくガイドブックなどには、乾季の3月～5月がベストなどと書かれていますね。
たしかにその時期は毎日晴天が続き、セブの美しいビーチで過ごすには最高の季節。

しかし、SUMMERと呼ばれる3～5月は気温の上がり方が半端ではありません。

天気予報の気温は33～4℃程度ですが、太陽が真上からギラギラと射し、日中の日陰はほとんどなく、屋外に温度計を置いて実測すると40℃以上も上がります！

この暑さの中観光でウロウロするのは、結構な難行苦行です。

一番涼しい時期は12月～2月となるのですが、12月はクリスマスでどこもかしこも大混雑！

それで、私としてはセブ島旅行のベストシーズンは、年末年始を過ぎた、1月～2月をおすすめします。