食事

【YelloCube Food Hub】フォトジェニックなセブ島小規模屋台村

海外では現地ならではの食事を味わうことが旅の醍醐味の一つです。特にローカルな食事を体験できる屋台での食事は、日本とは異なる現地の雰囲気を満喫できる良い機会と言えるかも知れません。

セブには昔から路上に手押しワゴンなどを設置して、その場で調理した食事を販売する屋台が数多く存在し、揚げ物やバーベキューなどを中心とした庶民の味を楽しむことができました。

そこに近年、屋台を一箇所に集めた「屋台村」と呼べる存在が現れ、セブの屋台文化に新しい風が吹き込んでいます。

そんな中で、今回は IT パークからもほど近く、JY スクエアすぐそばの「 YelloCube Food Hub 」を紹介します。

セブで存在感を増す屋台村の数々

セブではここ数年、屋台村が数多く現れ、オシャレな食事スポットとして人気を博しています。

セブの屋台村の走りといえば、フエンテのオスメニア・サークルの近くにある「 LARSIAN(ラーシャン)」でしょう。

ここでは、バーベキューを中心としたフィリピンのローカルフードを提供する店舗が所狭しと軒を連ねています。東南アジア特有のカオスを経験したい人にはオススメです。

そして、セブの屋台村ブームに火をつけたと言えるのが、IT パーク内の「Sugbo Mercado(スグボ・メルカド)」でしょう。トリセブでも以前紹介したのでこちらの記事をご覧いただければ幸いです。

Sugbo Mercado は、その立地の良さとオシャレな外観でセブの人気スポットとなっており、フィリピン料理はもちろん、イタリアンやラーメン、たこ焼きなども楽しむことができます。

こうした屋台村ブームに乗って、最近ではセブのとなりのマンダウエ市やマクタン島にまで広がりを見せています。

インスタ映えするYelloCube Food Hub

数多くの屋台村がひしめくセブの中で、比較的こじんまりとして落ち着いたものが YelloCube Food Hub です。

YelloCube Food Hub は、JY スクエアの近くの脇道を進んだところにあります。

道路沿いに YelloCube の看板が現れます。その下には出店している店舗のロゴが並んでいます。

中へ進むと店舗の全体が見えてきます。YelloCube は、黄色の色調を基調としたコンテナハウスの店舗形式で、1階が店舗、2階は飲食スペースとなっています。

入り口には花飾りがぶら下がり、さらに奥に進むとペンダントライトが全体を照らしています。

二階から見下ろすこの位置が最高の撮影スポット。この前で多くの人が写真を撮って SNS に画像をアップロードしています。

ご覧のようにインスタ映えした画像を SNS で見つけることが出来ます。フィリピンは SNS の利用者が非常に多い国です。SNS に映える写真を撮ることができることは、フィリピンでのマーケティングでは重要な要素です。

YelloCube Food Hub に行けば皆さんもオシャレな写真をアップ出来るでしょう。

YelloCube Food Hub の店舗案内

さて、肝心の店舗はどのような種類のお店が出店しているのでしょうか。実際に各店舗を覗いてみましょう。

入り口近くの一等地に店を構えるのはこちらのシーフードをメインとした店舗。カニの腕を模したデコレーションが目立ちます。

こちらはフィリピンでよく見ることのできるチキンのグリルやマグロのカマなどのお店。複数人でシェアするのに丁度いいかもしれません。これとライスがあればフィリピンらしい食事を楽しむことが出来るでしょう。

そしてこちらは、定番のフィリピンメニューが並んだお店。シシグやポークチョップなど、セブの食卓でよく見る肉中心のメニューは、ビールが加われば最強の組み合わせとなるでしょう。

こちらは、タピオカミルクティーを販売する店舗。ここ数年、セブではタピオカミルクティーが大ブームで次から次へ出店が続いています。

こちらはマンゴーなどのフルーツを中心としたドリンクのお店。ドリンクに関してはこの他にもアルコールを販売するお店も揃っています。

そして、最近セブで急速に店舗数を増やしているハロハロ専門店。フィリピン人に言わせると、このブランドのハロハロが一番美味しいのだとか。

食事・ドリンク・デザートなど、小さなスペースのなかに全てのジャンルのお店が揃っています。

実際に食べてみた

今回、実際にトリセブスタッフ一同で YelloCube の食事を味わってみました。

各自で料理を注文し、食事を出来るまでカクテルを飲みながら待ちます。店舗によっては写真のように食事が用意できたらブザーで知らせてくれるところもあるので、テーブルを確保してゆっくり待つことが出来ます。

こちらはバッチョイと呼ばれるフィリピンのラーメンのようなヌードル。安くて美味しいですが、量がちょっと少ないので男性陣はこれだけでは満たされないかもしれません。

グリル系のメニューもきちんと押さえておきます。付属の醤油と唐辛子で少しピリ辛の味付けを楽しむことが出来ます。

こちらはクリームベースの味付けでライスと一緒に味わうシーフードメニュー。

こちらはガーリックシュリンプ。

ピザもあります。比較的柔くてふわふわした生地で美味しいです。複数人でシェアすることもできるので家族や友人と楽しく食事するのにいいチョイスとなりそうです。

最後はハロハロで締めます。フィリピン料理を中心に食べるとどうしてもオイリーになりがちですが、最後にアイスクリームが入ったハロハロによってすっきりと爽やかな味を楽しむことが出来ます。

食べ終わったらテーブルにそのままお皿を放置するのがスタンダードのセブですが、YelloCube Food Hub では、食後のテーブルは自分たちで綺麗にして帰らなければいけません。

1階の出口近くには、食べ残しの食材や使い捨ての食器を捨てるゴミ袋が設置されています。

そのゴミ袋はきちんと分別されています。表示されているパネルを確認して、生ゴミやリサイクル可能な食器、ペットボトル等をしっかり分けて捨てるようにしましょう。

まとめ

今回は、セブで増え続けている屋台村の中から YelloCube Food Hub を紹介しました。

比較的規模は小さいですが、日本人が多く集まる IT パークや JY スクエアといった場所からも近く立地は良いと言えます。そして、少ない店舗数の中でもバリエーションの豊富な食事メニューを楽しむことが出来ます。

フォトジェニックなオシャレな外観で SNS にも映える場所なので、みんなで楽しく食事した様子を SNS やブログで紹介するのもいいでしょう。

セブの屋台村の中では珍しく毎日営業していますので、セブ滞在中に一度は訪れてみてはいかがでしょうか。

YelloCube Food Hub
住所:2Wilson Place, Wilson Street, Lahug, Cebu City
営業日:月曜日〜日曜日 午後5時〜深夜12時
Masa_Harayama

セブ島在住フリーランサー。
セブ市内の語学学校マネージャーを経て、現在はセブのトピックを中心に扱うトラベルライター。その他、台湾では音楽イベントの運営に携わり、日本、台湾、フィリピンを中心に活動している。
ビサヤ語習得を目指し効果的な学習方法を模索中。

こちらもご覧あれ:
Blog:【日刊セブ便り】
※(yabe追記)2020年~日本在住。

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