日本からわずか4時間のフライトで行ける南国、フィリピン。
美しい海や山、発展著しい街、フレンドリーな人々、手ごろな旅費ーそんな魅力たっぷりの、誰もが憧れる東南アジアの楽園、のはずなのですが…
海外旅行に関するある調査の総合満足度では、同じ東南アジアのタイが5位、ベトナムが17位にランクイン。
しかし、フィリピンはというと…なんとTOP20に入っていません。
実際、フィリピンに来て、
こんなストレスの多い国もう二度と来たくない!
という人と、
リラックス出来てとても良かった!
という人に分かれますね。
フィリピンがストレスの多い国だというのは事実です、それでも、そんな国でもストレスを溜めず、リラックスして旅行する鍵を、この記事ではご紹介します。
その鍵とは、6つの”しない”事と、1つの”する”事なのです。
ニオイを気にしない
フィリピンに来て最初に直面するのが様々なニオイ!
まず空港に着いて、トイレへ行くと、日本の清潔さに慣れた我々にはこたえる匂いが…でもこれは序の口です。
私が初めてフィリピンに来た時、空港の外へ出ると、カブトムシのようなニオイがしました(笑)!
熱帯の国に来たんだな、という実感が沸く匂いです。
街中を歩くと、あちらこちらにゴミが捨てられ、ゴミ集積場かと思うようなゴミの山も。
道の端にある排水溝からは、ヘドロの匂いがし、野良犬も道のあちらこちらにフンをまき散らしています。
外に行くと臭いのは仕方ない、でもホテルは大丈夫! と、思うなかれ。
安いホテルに泊まってしまうと、カビ臭いニオイのする部屋に案内されるかも知れません。
そして、信じられない事に、レストランまでもニオいます。
食事をする場所は、良いにおいがしていて欲しいもの。
ところが、レストランによっては、店の周囲にゴミを置いている為、店に入るまでにクサい場合が。
また、フィリピン料理は油やニンニクを多く使うため、店内もかなりきつい料理の匂いが充満し、服に移ってしまうのです…。
ところが、人間の適応力とはすごいもので、2~3日するとこのニオイに、ある程度慣れてしまうんですよね。
とはいえ2泊3日程度の旅行だと、慣れた頃にもう帰る、という感じになりますが(笑)。
ニオイが苦手な人は、マスクを持参しましょう。
騒音を気にしない
ニオイに加え、フィリピンに来た人がまず最初に感じるのは、音のうるささでしょう。
まず音楽はいつもボリュームマックスでかかっていますね、ズンドコズンドコ、と重低音があちこちから響いてきます。
レストランやカフェに入っても、BGMがうるさかったり、ライブバンドが大音量で演奏していたり、カラオケ大会をしていたりで、ゆっくり話も出来ません。
ここは音楽が鳴っていないから大丈夫、と思ってお店に入っても、後から来たフィリピン人客が、大声でゲラゲラ笑いながら話したり、テーブルを叩いて騒いだり。
街では車やバイクはクラクションを鳴らしまくり、教会や公民館のスピーカーからは大音量の放送が流れ、スンドコズンドコと太鼓やラッパを打ち鳴らしてパレードが行進し、ジプニーの客引きが大声で行き先を叫んでいます。
フェスタがあると、会場のスピーカーから夜通し音楽やカラオケが流れ、近辺では高級ホテルでも騒音被害を免れません。
フィリピンの人はカラオケが大好き! なのは良いのですが、あちこちのオープンエアのカラオケから音痴な歌声が響き渡っています。
下の動画は私の自宅の向かいなのですが、深夜までこのような狂った歌声が続くことが頻繁にあります。
下の動画はあちこちで行われているズンバと呼ばれるエアロビクスですが、この真横にある高級カフェで友人とコーヒーを飲んでいたところ、これが始まり、店の中まで大音量が流れてきて、ゆっくり話どころではなくなりました。
公共の場では静かにしなければならない、という暗黙の了解は日本特有のものであって、フィリピンではそのような意識は一切ないのです!
むしろフィリピン人が、音楽や歌を大音量で流すのは、「みんなに聞かせてあげている!」というサービス精神だったりします(笑)。
最初は本当にうるさく感じますが、音の点でも人間の適応力は大したもので、英語留学なんかでフィリピンに数か月滞在すると、日本に戻ると静けさがやけに寂しく感じたりするのですよ。
これもニオイと同様、苦手だと思う人は耳栓を持参しましょう。
でもそれより良いのは、いっそのこと旅行中はウルサイ音楽に合わせて体をゆすって、いつもノリノリになる事です!
大音量の音楽も騒音だと思えばストレス、でもノッてしまえば快感ですね。
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