プライバシーを気にしない
これもやはり先進国と発展途上国の差でしょう。
フィリピンの人々は我々日本人ほどにプライバシーを気にしません。
以前ある日本のホテルレビューで、
ホテルに女性一人で宿泊し、何かあって係の人を呼んだら男性スタッフが来た、なぜ女性スタッフをよこさない?
というような事が書かれていましたが、フィリピンでこんな事で気を悪くしていてはとてもやっていけません。
フィリピン人と一緒に写真を撮ると、必ず、SNSにプライバシー設定:公開、で載せられると思っておきましょう。
数人のフィリピン人とFacebookを交換すると、もう、知らないフィリピン人から性別問わずわんさか友達リクエストが来ます。
アクティビティの申込をするたびに、名前・住所・電話番号などを不必要に書かされますが、普通のノートに記帳するので他のお客さんに情報丸見え。
安いマッサージ店に入ると、カーテンすらなく施術も丸見え。
私は、空港のトイレで用を足していたら、なんと外から鍵を開けられて掃除の人に入ってこられたことすらあります。
このような国ですから、旅行中は日本人のプライバシー意識を捨てましょう、さもなければストレスが溜まってどうしようもなくなります。
友達の友達はみな友達、という意識を持てると良いですね。
でも詐欺に遭わないように注意!
割り込みを気にしない
フィリピンの人は、順番をあまり気にしません。
並んでいても平気で割り込みますし、見ていると割り込まれた人もべつに怒りません。
日本でレジに並んでいて割り込んだり、店員が順番前後して呼んだりすれば、お客さんぶち切れますね。
でもフィリピンではそのような事でだれもぶち切れませんので、もしクレームを言うと、「なんだよコイツ!?」という感じで、文句を言う側が変な人、という扱いを受けます。
なので、フィリピンを旅行中は気持ちをゆったりと持ち、割り込まれても気にしないようにしましょう。
どうしても気が済まないなら、
Hey! You!
ではなく、
Excuse me, I’m in line.
と穏やかに言うと、
Oh, sorry…
と言って、後ろに並びなおしてくれるでしょう。
ただし、ひとつ気を付けないといけない事があります。
シニアには譲る
フィリピンでは年配者は大変敬われており、レジにはシニア専用レーンまであるほどです。
シニア専用レーンでなくても、年配者が来たらさっと譲りましょう。
長い間待っていて、やっと自分の順番が来たとしても、です。
フィリピンではシニアは大事にされるのが当たり前なので、優先意識を持っており、特にお金持ちのシニアはエラそうに割り込んできますが、怒ってはいけません。
フィリピンでシニアとケンカすると、周囲は全部シニアの味方です、それに旅行中に順番ごときでもめて、嫌な思い出を作りたくないですよね?
向こうがエラそうに割り込んで来る前に、こちらからスマートに譲ってあげたいものです。
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