突然ですが、こんなツィートがありました。
日本では当たり前のように手に入っていたトマトジュースがフィリピンでは見つからない&400円もするわけで
— フィリピンの校長🇵🇭(198cmの米国人) (@198cmXP) 2019年4月5日
これって何にでも当てはまる
若い時、景気が良かった時、健康だった時、物事がうまく運んでいたとき時当たり前のように手に入っていたものがいつまでも続くと思ってはいけない。だから「今」だ pic.twitter.com/yrOb0FQhLu
はい、そうなんです。
フィリピンではなかなかトマトジュースや野菜ジュース、果汁100%の健康ジュースが売っていません。
あ、この先、記事内ではトマトジュースと野菜ジュースを合わせて、”野菜ジュース”と表記しますね。
セブ島を旅行中のあなた、なんだか無性に「野菜ジュースが飲みた~い!」ってなってませんか?
現地のスーパーマーケットに足しげく通う、セブ島在住の健康志向の筆者が、そんなあなたにピッタリの飲料をご紹介します。
セブ島で売っているジュースとは?
フィリピンのスーパーマーケットやコンビニで、普通に目にするジュースはこんな感じです。
はい、どれもこれも甘いものばかり!
じゃあジュースは無理だ、お茶を飲もう。
と思っても、
ここにあるアイスティー全部、飲んだら激甘です!
フィリピンではノンシュガーのアイスティーなんて、ありえません。
でもお値段は激安なんです、1本20~30ペソ程度(50~70円)。
さらにフィリピン人はジュースをもっと節約します、
このような粉のジュースが17.75ペソ(約40円)で売られており、これを水に薄めて1リッターのジュースを作ります。
でもこんなの毎日飲んでたら、糖尿病まっしぐらですね。
実際、フィリピン人の糖尿病率は日本の比ではありません!
セブ島へ旅行に来られた皆さんも、時々は甘いジュースも良いですが、でもすぐに、日本で飲んでいた健康に良いトマトジュースや野菜ジュース、100%の果汁飲料が恋しくなるでしょう。
で、冒頭でご紹介したツィート主さんのような事になる方が続出しています、私も最初そうでしたし、日本から遊びに来る私の友人もよく「どこに野菜ジュース売っているの~?」と聞いてきます。
上のツイートは恐らく、フィリピンのダイソーで日本からの輸入品のトマトジュースを見つけられたようですが、これは日本の倍の値段がついているので、ちょっと手が出ませんね。
セブ島でも野菜ジュースは買える!
なかなか見かけない、フィリピンローカルマーケットの野菜ジュースですが、じつは探せばちゃんとあります、そしてリーズナブルな値段で売られているのです。
はい、ありました。
右側のV8ジュースは8種類の野菜が入ってる…のだと思います、多分。
これがめちゃくちゃ濃厚で、野菜ジュースというよりトマトジュースに近いですね。
そして左側の赤い缶はトマトジュースそのもの。
有塩なのでちょっと塩辛いですが、まずまず飲めます。
お値段はV8が72.5ペソ(約150円)、左のトマトジュースが64.5ペソ(約135円)と、お砂糖タップリのフィリピン飲料たちよりはお高めの値段。
しかし、上記ツイートのデルモンテの日本産輸入トマトジュースと比べると、はるかに安く手に入ります!
トマトジュースに関して他にも何種類かあるのですが、製品によってめちゃくちゃ飲みにくいのもありました…。
どれが美味しいか、いろいろ飲み比べて、自分にあった味を見つけて下さい。
懐かしのミックスキャロットジュースも!
上記2種類はかなり濃厚で、野菜ジュース好きな人でないと飲みにくいかも知れません。
でも、これはとても飲みやすいです。
そう、筆者の年代(40代)の方は、昔COOPの製品でお母さんがよく注文してくれたおなじみの、ミックスキャロットジュース、あの味と同じです!
フィリピンに出回っているのはCOOPではなくポッカの製品です。
お値段も33.5ペソ(約70円)と、とってもお手頃でオススメ。
コンビニでも買える美味しい野菜ジュース
このUnifというブランドのジュースは、スーパーマーケットだけでなくコンビニでも売られています。
これがかなり飲みやすくて美味しい!
野菜苦手な人でもこれはきっとゴクゴク飲めるでしょう。
でも結構甘いので、糖分はそれなりに入っていると思われます。
お得な1Lのパックも
さらにこのような、1Lパックのデルモンテブランドのジュースも筆者のお気に入りです。
このデルモンテブランドのTipcoジュースは、ミックスキャロットやブロッコリー、アロエベラなどがあり、程よい甘さでとても美味しいです。
ホテルに冷蔵庫があるなら、この大きさのものを買って冷やして飲むといいですね。
でもフィリピンという国は、こういう健康に良い製品はちょっとハイソな人でないと買わないので、安くないんですよね…。
一般庶民向けの砂糖たっぷりジュースの激安さに対し、こういう健康飲料は日本より高くなる(このジュースは139ペソ、約290円)のです。
貧富の差が激しい国は、物価の差も激しい、という事です。
大きめのスーパーマーケットへ行くべし!
さていろいろとご紹介した野菜ジュースですが、セブ島のどこのスーパーマーケットでも買えるわけではありません。
フィリピンではこの手の製品の売れ行きは悪い為、置いていない店も多いのです。
「野菜ジュースはどこ?」と店員に聞いて”No stock, sir”と言われる虚しさ、きっとあなたも何度も経験される事でしょう。
ちなみにこの記事の写真は、アヤラセンターのメトロスーパーマーケットで撮りました。
去年の火災で焼け落ちてからようやく再オープンしたモールです。
アヤラのメトロは外国人客が多いため、この手のジュースの需要が割とあるのではないでしょうか。
あとはルスタンス、という高級スーパーや、S&Rやランダースなどの会員制マートへ行くと必ずあります。
普通のスーパーマーケットで探す場合、出来るだけ大型店舗へ行きましょう。
街の小さなガイサノやセーブモアモールには大抵売っていませんが、大きなガイサノやSMへ行きますと置いている事が多いです。
このように、セブ島でも野菜ジュース・トマトジュース・果汁100%のジュースは手に入りますので、飲みたくなったらあきらめずに探してみて下さいね。
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