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恐怖! PCを襲うアリ 後編 蟻の種類と効果的な7つの対策

効果的な7つのアリ対策

さてどんな種類にしてもアリや虫に家の中に入られるのは嫌なもの。

アリをはじめとする虫対策の数々について、自分の経験・ネット検索・友人から聞く、といった様々な方法で調べて、ここでシェアさせて頂きます。

アリの巣コロリ

アマゾン アース製薬 ハイパーアリの巣コロリ

これは効く、という人もいればそうでもない人もいて様々。

私の友人はマンションの高層階に住んでいるにも関わらず家の中にアリが出ると嘆いていました。

高層階なのにアリがいるなど、日本の感覚では信じられない事ですが、フィリピンのアリは土の中ではなく、コンクリの割れ目等に巣を作ります。

そこへきてフィリピンのコンドミニアムはひび割れだらけですから、アリの格好の住み家になるわけです。

彼はアリの巣コロリを買ってきて、家にセットすると、しばらくして駆除に成功したそう。

しかしアパートの低層階に住む私は、沢山のアリの巣コロリを仕掛けましたが、アリが外からいくらでも入ってくるため、アリの巣コロリを全部食べ尽くされてしまいました。

アリを殺したのだか、餌を与えただけなのだか分かりません。

なので、コンドミニアムの高層階など、アリが少ないけれど居る(限られた巣穴から出て来る)場合に限っては、効果があるものと思われます。

巣に熱湯をかける

画像情報:Pixabay

これは大変効果のある方法…なのですが、庭があるような家の場合、巣が無数にあるのでなかなか全部駆除するのは難しいですね。

私も以前、庭付きのアパートに住んでいた時にやってみましたが、数日間はアリが来なくなるものの、またしばらくすると別の巣穴からのアリが来て、キリがありませんでした。

穴をふさぐ

家の中の穴やひび割れからアリが出入りしているのを見かけたら、そこをホームセンターで売っているコーキング材などで塞いでしまいましょう。

フィリピンのホームセンターは、Hardwareというお店です。
SMの中に入っているACE Hardwareなどが有名ですね。

もちろん街のあちこちにある小さい建材屋さんでもコーキング材は簡単に買えます。

フィリピンのホームセンター ACE Hardware(著者撮影)

食べ物を出しっぱなしにしない

こんな状態ではアリを呼んでいるようなもの(著者撮影)

これ、なかなか出来ないんですが重要です。

食べ残しをテーブルの上に置いておかないのはもちろんの事。

食べた後の床に落ちたくずをすぐに掃除しなかったり、台所に洗い物が溜まったままの状態だと、すぐにアリがぞろぞろやって来ます。

毎日掃除し、食べ物は蓋つきのコンテナに入れておけば、アリだけでなくゴキブリもトカゲもやって来ません。

チョークを使う

ゴキブリ駆除用チョーク(著者撮影)

フィリピンではゴキブリ駆除用のチョークが売っています。
これまた前述のAceHardwareなどで手に入ります。

これを家の窓枠や扉の周囲に塗りたくります。
そうすると、アリやゴキブリが入ってこれません。

アリの通り道にこれを塗って、しばらくしてみるとアリがバラバラになって大量に死んでいます。ゴキブリも同様に、バラバラになって死にます。

そのくらい強力な毒薬ですので、塗る時は手袋とマスク着用して吸い込まないように、使った後は必ず手を洗いましょう。

食べ物に絶対入らないように気を付けて下さい。
お子さんやペットのいるご家庭では安全のため、これは使用しない方が良いかも知れません。

蚊よけスプレー

モールで売っている蚊よけスプレー(著者撮影)

上記のチョークよりは安全な方法。

このようなスプレーが、ショッピングモール内のブースで時折売っています。
本来は蚊よけのスプレーなのですが、アリをはじめあらゆる虫を寄せ付けません。

これをティッシュなどに染み込ませ、パソコンの周りなど、アリが来て欲しくない場所に定期的に塗り込みます。

ただしこのスプレー、かなり鼻を突く刺激臭がするので、ダメな人も多いかも知れませんね…

PCへアリを近寄らせない!

画像情報:Pixabay

家の中をうろつくアリ、よく見かけますね。

奴らはサーベイをしているのですが、サーベイの対象は食べ物だけではなく、実は住み心地の良さそうなところはないかと探しているそうです。

そしてそのような場所を見つけると、マーカーを付けながら巣に戻り、仲間の大群を引き連れてやってきます。

何千匹ものアリの引越しは、数時間~ひと晩で完了するとの事!

大切なパソコンを、アリ達の絶好の居城にさせないために、今回私が経験から学んだ事は以下です。

  • PCの周りで飲食しない
  • 一匹でもアリを見かけたら退治する
  • 使用場所を定期的に変える
  • 使わない時はカバーをかけ、食べ物から遠ざけて保管する
  • 24時間の稼働は出来るだけ避ける(機器が常に発熱していると温かい所を好むアリに狙われ易い)

フィリピンに住んでみると、日本の住宅の優秀さが良く分かります。
こういった対策を何もしなくとも、アリや虫、小動物などがそもそも侵入しにくい造りになっているからです。

これは日本の家は必ず土台があって地面から建物が上がっていること、床下に防虫網があったり、玄関も少し上がっていたり、気密性に優れた窓やドアなどのおかげ。
隙間だらけひび割れだらけのフィリピン住宅とは大違いですね。

おまけ:食べ物はこうやって守る

最後におまけですが、フィリピン人がよくやる、古典的な食べ物をアリから守る方法はコレ。

はい、洗面器に水を入れ、その中にお皿を置いて食べ物を置けば、アリは寄ってきません。
ただしこれではハエは来てしまいますから、ハエ用のこのようなカバーも置くとなお良いです。

ま、さすがに電子機器をこの方法で守るのは、水の中に落ちてしまって壊れる可能性があるのでやめた方が良いでしょうけど(笑)。

色々と書きましたが、東南アジアではアリとの闘いは本当にイタチごっこです。

読者の皆さんも、ここに書かれていない効果的な駆除方法をご存知であれば、是非コメント欄で教えて下さいね~。

1977年(昭和52年)生まれの関西人。
フィリピン・セブの地を初めて踏んだのは2013年。
その後すぐ現地へ移住、一時日比を行ったり来たりの生活を経て、2017年3月にフィリピン人嫁と結婚し再びセブに定住。
セブ歴通算6年。
趣味は車・バイク・レース観戦
好きな食べ物はラーメン
※(yabe追記)2020年~日本在住。

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